2016年6月7日火曜日

仕事は「楽」ではない

仕事というのは、「それを生業とすること、生計を立てること」とあります。
まあ、生きていくために仕事をするので、道楽やボランティアとは違いますね。

いろいろな人と会っていると、仕事に様々な楽(らく や たのしい)を求める人がいます。多くの場合は2タイプに分かれるかなと。

1.仕事で純粋に楽(らく)を求める
ただ単にきつい仕事を避ける。休み時間が多いほうがいいし、面倒なことは少ないほうが良い。勉強はしたくないし、休日は多いほうがいい。そんでもって給料は多いほうがいい。

まあそりゃそうだ。

2.仕事に楽しいを求める
楽しい仕事を求める。作業療法を楽しくやれるような職場がいい。辛いことばっかりで仕事が楽しくない。

しかし、個人的な観点からすれば、それはナンセンスかなーって思っています。んな都合のいい話があるはずがない。

私が恩師である医師から言われたのは、医療・福祉の生業として生きる人は基本人の不幸で飯を食っています。そのためには知識・技術の研鑽は必須です。この業界の業務体制はどんどん過酷になっていきます。また、医療福祉の世界以外でも、仕事で面倒なことが一生ないなんて、あるはずがありません。

仕事なんて辛いもんです。長いこと人生をやっていると、うまくいかないことなんてたくさんあります。仕事を楽しんでいる人のように見える人たちは、主体的に自分でどうやったら仕事が楽しくなるかを考えて、苦労してつかんだ結果なんだと思います。みんな不安がないわけじゃない。それを打ち負かすほどの何かを主体的に動いた結果がついてきているんです。待っていて、誰かがやってくれるさーでは、何も始まらないんですね。

仕事を楽しくするもしないも自分次第っちゅうことです。
自分と未来は変えられるので。


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