2013年10月4日金曜日

病院スタッフに合宿をやってきました

先週に病院OTスタッフのために合宿をやってきました。

今回のきっかけは、私が外で話を沢山しているが、病院内でOTの話をあまりしないということからでした。まあそれには理由があるのですが。。。


まあ、いずれにせよ、いつも働いてくれるスタッフのために何かできないかな?とはずーっと思っていたので、希望者を募り合宿を開催することになりました。
このことに対して全力以上にやりたいと思っていました。
故に、今回のテーマは

「お・も・て・な・し」

でございます。

去年の作業療法臨床実践研究会の合宿では世話人で分担したので良かったのですが、今回は全て一人。約1ヶ月かけて、全4講義+エピローグの資料を作成しました。もう2度とこのレベルはできないと思う位に燃え尽きました!

1コマ目は自分が作業に目覚めた理由です。
完全還元主義であった自分が、長い葛藤の末に何故作業に目覚めたのか?当院のスタッフには知って欲しかったのです。作業を大切にする職場を仕立てた所以(ゆえん)を。

2コマ目はTop down とBottom upなどのプロセスモデルについて。
Top to bottomやBottom Stay そして、自分が考えたTop stay等について話をしました。

3コマ目はOTIPMとCMOP-E
世の中の作業療法士が勘違いし易そうな部分やOBPやOFPと重ねて話をしました。
最終的には事例をOTIPMとCPPFでまとめることをしました。実践しなければ意味がないですね。

その後はBBQと花火!
皆ウチの娘と息子をかわいがってくれて、子供達はかなりご機嫌でした!ありがとぅ〜!
特製スペアリブに精を出す。しかし自分が食えなんだ〜(笑)

花火に興じる花火隊長=スタッフがつけてくれたあだ名(娘)

結局朝はいつもの時間に目が覚め、せっせとこっそりと後片付け(笑)

そして朝ご飯を愉しんだ後、2日目は面接のすすめ
全てを心から一人の人間として接すること。そして、クライエントに作業療法の説明をどうすればいいのか。などのディスカッション等もしました。そして、若干改定した文脈のリーズニングプロセス&シート。ここがミソで、自分がやっている面接は完全Automaticになっていますが、それを構成的にしたらどうなるだろうか?と思いながら作りました。
面接は大して難しくないという人がいるけれども、それには賛同できない。自分も悩んだし、いっぱい失敗もした。難しくないと言ってしまうと、その人がクライエントとの恊働ができるかどうかも疑わしくなる。自転車乗れる人が、乗れない人に対して、自転車なんて簡単だよというのと一緒。結局思考回路の根底にセラピスト中心がある気がしてしまう。
だから、スタッフが面接に悩まないように。このプロセスとシートは、スタッフに自分の思考回路を伝えるためにはどうしたらいいだろうか?という思いだけで作ったものです。恐らく、クライエントに対する姿勢および、このプロセス&シートで鍛錬したら面接技術があがるのではと期待しています。
合宿で当院は、日本で一番文脈を深く考える職場だと豪語しましたし、本当にそう思っています。当院の文脈の深さはマリアナ海溝位深い。それ故に、スタッフはなかなか認めてもらえないからかわいそうです。しかし、そのような中で手に入れたものはホンモノですし、そのように参加スタッフも思ってくれたでしょう。真の意味でクライエントの文脈で寄り添えれば作業療法が良いサービスになり得ないことはあり得ないです。

最終的にテストもしました。テストはほ。。。んとーーーーに、理解度が分かっていいと思いました。それがフィードバックになる。結果からどう学ぶか?結果を知らずして、成長はない。

今回の参加のスタッフはこれから当院を盛り上げていってくれるでしょう!

大成功の大団円は流しそうめん。


普段は気難しい感じで取っ付きにくい所属長でしたが、本合宿ではスタッフと寄り添えて非常に有意義な会でした。

しかし、もう1回やる気力がないな(笑)。希望が多けりゃ考えるが。

次は10月20日東京都作業療法学会です。是非いらっしゃって下さい。
打って変わって、全てのスライドは今までにない完全オリジナルで、作業療法の今後の行く末と新しいビジネスモデルを提案します。

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