2014年3月16日日曜日

今日(昨日)の出来事

今日(昨日)は朝から、高次脳機能障害の家族会主催のデイと懇親会で久しぶりにボランティアに行って来ました。

ボッチャで2回連続味方チームを逆転敗戦させるというミラクルを起こしました(笑)。昼からの懇親会で、それぞれの家族の自己紹介があり、区議会議員の自己紹介があり、ボランティアの自己紹介があり、そして自分は長めに何か話してくれと言われて、ちょっとだけお話ししました。第1声がリハビリ職種の代表として地域で生活する方々にお詫び申し上げました。
数年〜数十年も社会参加から隔離されたり、家族会の存在自体を自分たちが藁をもすがるつもりで調べて作り上げたり。。。病院を出たら知らないのではなく、病院を出た後もフォローするリハビリテーションネットワークが重要です。家族のほとんどがご高齢であり、パワーも無い中、必死で頑張っていらっしゃいます。すごいです。
もう一点は、家族会の中で自分が何もできていなかったことに反省です。動きます。参加できる回数が少なくて、どう動くかを模索していましたが、動かないと始まらないなと思いました。できることはある。

先日、数年ぶりに入院担当を持つことになりました。数年ぶりに自分が創り上げたインテーク面接を行いました。同席したOT(彼女も面接がうまいんですが)に、患者さんを安心させることを忘れていましたと言われました。自分はインテークの際には必ずクライエントとご家族を笑わせます。そして、自分の話もします。慮る(おもんばかる)日本の文化を大切に、相手の不安や辛さを共有し、共に歩む姿勢を前面に出すとともに自分もひけらかす、そういう形で進めて行っています。家族会の方々も不安の中、伴走者もおらず、ようやく家族会へたどり着いたが問題が解決した訳ではないという状況。その中で自分も何かしなくてはいけないと思いました。


そして、そのまま家に帰らずに、駅に自転車を止め、いつもの資料館(図書館)へ参ります。学会長講演の資料のコピーし忘れがあったからです。学会長講演の資料だけで5回お世話になりました(笑)。3月までは非常勤ということで入らせて頂いていますが、4月になると期限が切れるので一般で入らなければなりません(泣)。半期契約なのです。


卒業式前後?でほとんど人がおらず、貸し切りに近い状態だったので、さっさと目的の資料を検索して、何号かをメモり、書庫へ向かおうとした時、そこで、嬉しい出来事が。
医学中央雑誌を調べている人がいまして、誰かと思ったらウチのスタッフ(笑)。臨床OT学会で発表する文献を調べていたようなのです。昨日アドバイスして、早速今日図書館へ来て調べていたようです。これなんですね。自分の手足を汚して調査する。これは本当に嬉しく思いました。自分のコピーをさっさとして、折角図書館まで来たのですから、彼女の文献が無駄にならないようにチェックして、引用の参考ポイントを助言して帰りました。経験上、こういう努力する人は絶対成長すること間違いないです。凄く嬉しく思いました。

「もう帰るんですか?」と言われましたが、研究疑問の調査の時にはかなり時間をかけて検索し、文献をとりますが、そうでない時は必要な文献だけをとりにくるので20分以内で大体終わります。

さて、学会長講演ですが、9割5分完成しました。ほぼ完成です。どれだけ皆様に喜んで頂けるかは心配ですが、いい流れでできているのではないかと思っています。
今回、私の臨床の話は全くしません(興味があれば何かの機会に出席下さい 笑)が、日本の臨床の姿を力強く描きました。それを皆さんと共有したいと思います。

いよいよあと6日で開幕です!

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