2018年9月10日月曜日

学会かんそー

第52回日本作業療法学会に参加して来ました。
感想ですー。

・発表について
久しぶりに口述発表しましたが内容が看護のように教員同行型実習でした。これについては今もやっていますが、手応えを感じて来ています。
一方で、CCSに関する報告やシンポが多かったですが、言葉が一人歩きしている懸念を少々感じました。私が病院時代の管理者であった時、養成校からの依頼でCCS型実習を受けた経験や現在も様々な臨床家から話を伺ったことを総合すると、現場の評価は悪いものも多く、結局従来型と一緒で丸投げになっている印象を受けます。私は一応、CCSに肯定的な立場ですので何とか良くしたいなーと思うのです。どのような形であろうと、臨床との連携が一番の重要課題ではないかなと改めて思いました。



・イブニングセミナーについて
臨床作業療法学会で3名に登壇していただきました。満員御礼立ち見で600人越え。どうも皆様ありがとうございました。京極先生とは色々話をさせていただきましたが、本当クレバーで、爆笑でした(会場の方すいません)。竹林さんの話もはじめ難しいやろ、とたかをくくっていましたが、わかりやすかったです(竹林さんすいません)。統計の話は個人的に色々収穫があり、本学に京極研の卒業生清家先生が来ていただいて、毎週の研究会議で色々教えていただいた成果やなーっと勝手に感謝していたのです。その後の理事会もみんなで和気藹々。仲がいいのが売りですw さて、来年どうするかやなー。

・ナイトセミナーについて
こちらも開始時間がかなり遅かったのですが、満員御礼でした。加藤先生の話でした。わかりやすく、先行研究と実践を組み合わせていて、本当に尊敬できる内容でした。個人的に今年は講演をお断りして、学びを深めており、特に運転には力を入れているので膨大な量の先行研究の紹介にほぼついていけたのは収穫かなと思っています。うん頑張っていてよかった。ちなみにその後の懇親会でも加藤先生は最強で面白かったです。

・作業療法とドライブマネジメントについて
いよいよ発売になりました。ギリギリの発売で郵送してもらうようにしていたので、まだ持っていませんw  TKB上肢本には及びませんが(笑)、多くの方に手を取っていただいたようでよかったです。運転を頑張っている作業療法士の方々が書いている本ですので、運転支援をされる作業療法士の方は一度ご覧いただければと思います。


これからも精進して進まねばなーと思います。
最後に北海道の震災に遭われた方、心からお見舞い申し上げます。
読んでいただきありがとうございました。



2018年9月6日木曜日

北海道および台風21号等で被災された皆様へ。 

北海道および台風21号等で被災された皆様へ。 


様々な甚大な災害について日本臨床作業療法学会会長として心よりお悔やみ申し上げます。
公表については悩みましたが、複数の理事よりご支援いただいたこと、問題を考慮しまして、会長権限にて公表させていただきます。

その理由においては本学会における第52回作業療法学会ナイトセミナーへ、参加有無に関して苦慮している会員の方々がいらっしゃる可能性があり、公表いたします。

本セミナーに関しましては、会員特設サイトにて同レベル、同内容の講義についてE-Learingにして視聴可能にすることを検討中です。会員皆様にはご自身、ご施設についてご配慮いただけましたら幸いです。どうかご無理に選択されること、消沈される心配はされなくて結構でございます。仮に本件が懸念材料になるのであれば、是非今ある、先生方のクライエント支援に没頭されてください。

これら内容については、シンポジストである、本学会理事、友利氏、竹林氏、そして京極氏のご快諾の元に決定しております。

会長としてシンポジストの先生方に心より御礼申し上げるとともに、被災された全ての方々に早急な復興、および本学会の後ろめたさを排除し、屈強なる精神のもとクライエント中心の実践を行う姿勢を心より祈念およびご支援申し上げます。

日本臨床作業療法学会 会長 澤田辰徳

2018年9月3日月曜日

目次公開!

おはようございます〜。

今日から評価実習で、去年行いました教員同行型評価実習を修正して、今年は2施設で行いますー。忙しくなります。また夜はTKBさんとご一緒なので大学まで戻りますー。
実習の詳細を知りたい方は、今週の学会で口述発表します〜。

9月8日(土)14:10~15:10 第11会場 臨床教育者と教員の協業型臨床実習の試み
セッション1発目ですw

さて、今週末のOT学会で先行発売されます、「作業療法とドライブマネジメント」ですが、目次が届きましたので公開します〜。超豪華メンバーです。


基礎知識として、法律や理論から始まり、入門としてみなさん悩む評価について、トップランナーが書かれています。岩佐先生は四国プロジェクトについて書いていただいています。


2ページ目も目白押しです。みなさまが悩む連携や特殊車両、そして海外の事情が詳説されています。それが終わると実践編ですね。ここでは名だたるドライブマネジメントの実践施設の取り組みが紹介されていますので、参考になると思います。

そして最後は事例ですね。これも名だたる先生方に書いていただいています。

以上ですが、Amazonでは1週前後あとに売り出されるようです。しかし、すぐに売り切れて、そのあと発注から納品となるようでちょっと遅くなるようです。竹林さんの本も同様らしいですよ〜。Amazonはまだ書籍が載っていない様子でした。お急ぎの方は学会で!

ちなみにチェックした時に前作マネジメント本がw
最高評価×2をいただいていたようでありがとうございます!



最後まで読んでくださりありがとうございました!
学会でお会いしましょう〜