昨日、今日と第2回訪問リハ学会に行かせて頂きました!インまつも〜とです。
7:00ちょうどのスーパーあずさ1号 で旅立つという狩人の歌とニアミス(古い)な感じで、色々溜まったタスクをトランス状態で次々こなし2時間半。
何が凄いって、松本城の階段のバリアアリ〜度合いが半端じゃない。ってそんなんじゃなく。(でもホントにすごかった。是非行ったらお試し下さい)
実は、去年の第1回訪問リハ学会はケアマネ学会発表を選択したので、スルーしちゃいました。
よって今年はじめて!どんな感じかなあと、凄い楽しみにしておりました。
私の独断と偏見で、訪問リハ学会の特徴3つをまとめると
1.年齢層が高い
恐らく、訪問は他で経験を積んで来たキャリアがやっている傾向が伺えます。
2.事例報告が多い
フィールド的に調査研究とか介入研究のデザインがしにくいか?
3.ICFの活動や参加に着目している人が多い
ぶっちゃけ、OT学会より作業を大切にしている感じがしました
なので、おもろかったです!
さてウチは訪問関連職員新旧合わせて5人全員で行き(やるじゃん)、PT副主任は発表デビュー戦でした!しか〜し、自分の発表とかぶり聞けんかった。。。
前にもどこかで書いたか、話たか?していますが、当院の訪問の面接は全てADOCです。したがって、発表はADOCになります。PTもADOCで発表しています。
その他、ADOCの発表が、2件位ありましたね。なので計4件。2件がOTの発表、2件がPTの発表でした。それに驚き。
私の発表では2名から質問、そして翌日も数名の方に声を掛けて頂き、ディスカッションさせて頂きました。質問があんまりでない感じでしたので、自分のところにはちょい食い気味(笑)で質問があったのは嬉しかったです。自分はいつも質問があるということはそれだけ興味深い内容だったとポジティブに解釈します。
一つ目の質問は、簡単に言うと
「そのニードADOCじゃなくても聞けたんじゃね?」とご指摘頂きました。
厳密に言うと、他にも突っ込んだ質問も頂いたのですが、発表内容がただうまく伝わっていなかっただけでした。
このクライエントに関しては、個人的にはADOCが有効だと感じましたが、面接のうまい方や、状況によっては他のツールもしくはツールを使わなくとも可能であったのかもしれません。ですが、結果として、ADOCで聞けたということはADOCが有用ではないということにはならないと解釈しています。
二つ目の質問は、
「ADOCは可能性を縮めるのでは?」とご指摘頂きました。
このご質問を頂いた方とは翌日ゆっくり話す機会がありましたので、ちょっとディスカッションしました。ADOCが可能性を縮めるというのはたまにご指摘があります。個人的な見解からすると、作業の勉強を多くされている方達に多いのかもしれません。まあ、95+1があるので、95項目に限定されるということはないのですが。他には、イラストが先入観になるとおっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、結局それが弱点と捉えるのか利点と捉えるのか?ということですね。そもそもわかり辛い「作業療法」の扱う「作業的ニード」を聞き易くするためのツールであるので、それをイメージし易くすることが狭めるのか、導入し易くするのか?その感じ方は使い手次第じゃないですかね?と私は思います。
好きに使えばいい。使い辛かったら他のを使えばいい。
これはADOC開発者全員の思いじゃないかな?自を否定する彼らを私は本当に尊敬しますし、それが真だと思っています。
だから、自分は入院のクライエントにはCOPM使う方が多い。でも訪問はADOC。それには利点があると思っているから。
ご質問本当にありがとうございました。質問により自分もより考えるようになります。
翌日のフロアではPTの方がADOCの発表をされていました!!
ウチ以外でもPT使ってんだ!げげ〜〜と一種の感動を覚え、思わず質問してしまいました!
「OTの面接用アプリですけど、使っていて使いにくいとか使い安いとかありますか?」
とっそうしたら、
「実はOTにお願いしてやってもらいました!!」
だっは〜〜
意外なカミングアウト!しかし、これってある意味理想の形かもしれない!OTが色々聞いて、マネジメントもしくはコーディネートするってのは非常にいいなあと感心しました。お互い信じ合い恊働していないとできないことですね。
ちなみにこの方、自分でADOCを探して、OTに伝えたらしい。
そんなPTがもう1名質問にいらっしゃって、ヤバいよ訪問PT恐るべし!と思いました。
その他にも面白い事例発表が沢山あり、有意義な松本の旅でした。
あと、認定訪問療法士なるものを新設するらしいです。どうしたもんか。管理者コースの件を整理してからにしてほしかったなあ。
※2日目にウチのスタッフがやけに写真とっているなと思ったら、シャツの中に着る無地の黒Tシャツを持って来たつもりが、間違ったのをもって来てスケスケ。超恥ずかしかった。
ゴルゴ13のごとく、背中を気にしながら帰京しました。
中身の正体はコレ↓
これ教員時代、学生に頂いたTシャツなのね〜
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