2018年2月28日水曜日

しばらくお待ちください

様々な先生方とお知り合いになれまして、昨年は約25回講師としてお話をさせていただきました。お呼びいただいた先生、お会いできた先生、ご足労いただいた先生、ありがとうございました。

しばらく前から、人前でお話しさせていただく機会が多くなり、こんな私でもお役に立てるのであればと、お誘いを受けるがままに講演をしてまいりました。基本断らずがモットーで人生でお断りした講演の数は、日程が合わなかったという理由で2、3回のみだったと思います。

しかし、ここ最近、今までの話した内容を単にこねくり回しているだけじゃないか?と思っておりましたし、ちゃんと知識のアップデートがされていないなと思っていました。

このまま古い情報で皆様の前でお話しすることはできないと思いつつも、アップデートする余裕がなくなりました。そして、現在のライフサイクルから時間の配分も色々考え、自分の思い描くスタイルでは作業の取捨選択が必要になってきたと判断しました。今年に入ってからも様々な講演のご依頼を頂くのですが、全てお断りするようにしています。

とりあえず来年度いっぱいは新しい依頼を受けない所存でございます。

どうか、私の講演は嫌いになっても、私のことは嫌いにならないでください(笑)

(一部実習などでお世話になっている単体の病院さんでの研修会は質のアップデートがないことを了承していただき受けていますが。。。)。現在は鋭意、勉強中です。様々な知識が入って来る感じがたまりません。それを様々な場で実践して行く、この感覚がやはりいいですね。

自分の中での整理がつき、また皆様の前でお話しする機会(があれば)までパワーアップさせていただけましたら幸いです(それまでに干されればそこまでの人材だということです 笑)。

ですので、どうか私に今年から来年度にかけてご依頼をされる方はご容赦をいただけましたら幸いです。

なお、来年度は札幌の病院でOBP関連の話、精神科作業療法士協会さんでマネジメントの話をさせていただきます。この2つは前からお話をいただいていましたので、責任と全力をもってお答えしたい限りです。あ、あと、臨床OTの国際学会のシンポジストと(笑)

皆様のご指導を今後ともよろしくお願いいたします。




2018年1月4日木曜日

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。私は正月を満喫しております。おせち作ったり、ローストビーフ作ったり、余ったカニでトマトクリームソースのパスタを作ったりと、親父の料理が大人気で家族からのリクエストが多すぎですw



今年は
・SNS発信は無理しない。その代わりブログは月1更新
・授業の内容をブラッシュアップ
・飲み会を少なくする(必要な分だけ)
・研究を2−3プロジェクト進め、論文を?本(?には具体的数値が入っていますw)
・毎日英語に接する(英文を読む)
・講演は控えめに
・家族サービスはする
・厄年を終えて、謙虚に挑む

これに向けて頑張ります。

そして故郷岐阜と現在の故郷東京との繋がりを感じる(人気映画にゆかりがある土地に住んでるとちょっと嬉しいので書いてしまうw)「君の名は」をバックで流しながら、ようやく先ほど書籍の担当部分をほぼ書き終えました。



なお、書籍は「作業療法とドライブマネジメント(仮)」で私の最も尊敬する臨床家であり、運転支援をする人でしたら知らない人はいない千葉県大の藤田先生との共同編集で出させていただきます。日本の運転支援をしている著名な作業療法士オールスター、ほぼ網羅している執筆者になっていると思います。項目だけ見ているだけですが、いい本になるだろうなと思います。うまくいけば秋のOT学会で発売予定です。発売されたらお手に取っていただけましたら嬉しいです。

英文を読んだり研究の本を読んだり、講演の準備とシラバス作成の年末年始でしたが、中途半端なので仕上げたいと思います。来週から怒涛の研究出張&講演ラッシュが始まりますが、まだまだ読みたい文献が山ほどあるので、コツコツと家族サービスもしながら頑張る所存です。


最後まで読んでくださりありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。

2017年12月30日土曜日

2017年振り返り

2017年も残りわずかになりました。今年1年ありがとうございました。

今年を振り返ってみるといい年でした。実習地訪問や講演で全国の方々と様々な場所でお世話になりました。本当にありがとうございました。

自分自身を振り返ってみると、点数は60点ぐらいです。我慢の年とでもいいましょうか、自分のやりたいことをさておいて、目の前にあることに追われた1年でした。
レーダーチャートにしてみると、自己評価が分かれます。特に、研究、自己学習の面で非常に低値を示しています。ここは来年見直さないといけないなと思っています。しかし、もうすでに対処策を練っています。来年の目標値は青で示しています。外的活動を少なくして、SNSの使い方なども考え、40の前厄、本厄、後厄も終えた年として、修行の年とする予定です。年も取り、体力も限られていますので優先順位を最大限に考えて行きたいです。
とは言っても、年明けに山口でOBPとマネジメントについて、1月末に東京で理論のさわりについて、2月に神奈川でマネジメントについてお話しします。ご興味のある方はお会いしましょう。



そして、今年は盟友Tomoriさんが来てくださり、同僚になり、ほんと公私ともにわたって色々やらせていただきました。研究から身のこなし方まで勉強させていただき、忙しくて思うようにならないことがあったり、大きな壁があっても、どうクリアするかと考えること自体が楽しく、総じて常に仕事を楽しくやらせていただいた一番の理由は彼のおかげだと思います。仕事は楽しむのが一番です。

さて来年も楽しいことが待っているでしょうが、この時期に目標が達成できるよう一歩一歩処理して行きます!

今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2017年12月5日火曜日

ノーマライゼーション

半年ぶりです。色々立て込んでいたということが実証できるなと自分で勝手に思っています(笑)

作業療法ではクライエントを病人としてではなく、一人の「ひと」として捉え、クライエントの作業、その背景にある様々なものを共有します。

本日はブログで初めて私のクライエントの話を紹介します(本人承諾のもとです)。私の講演でよく登場し、娘さんの髪の毛を結ぶ、ゴルフをするといった作業の動画でご覧になった方もいらっしゃると思います。

彼女は快活な女性で
・ファッション関係など勤めた経験もあり、おしゃれ好き。
・彼女のmeaningful occupationは「嵐(ジャニーズ 笑)」(もちろん家族も)
 回復期入院中も車椅子で東京-名古屋までコンサートに出かけたつわものですw
・ものすごく器用で片手で魚をさばいたり蝶結びをする

彼女の文脈は一筋縄では行きません。
難病に罹患して落ち込んでも、出産して間も無く発症(脳出血)し、重度上肢運動麻痺を患い、その後様々なマイナスイベントが起きようともいつも前向きに生きようとされています。退院してからも外来受診の際に他のOTから依頼され、様々なクライエントの悩みについて相談に乗り、勇気付けられた人は数え切れません。

彼女はちょっと前に障害者雇用で職に就いたのですが、よりやりがいのある仕事を目指して起業を試みました。通常退職したらなかなか、就職できないのでOTとして止める方もいらっしゃるでしょうが、私は応援しました(笑)そう言う文脈の方でしたので。

彼女は活動的ですので女性の起業家を目指す人のためのコンテスト(私も作業療法で少し手伝いましたが)でファイナリストに残り、入賞しました!そして、彼女の作業はようやく実現して来ています。新しく立ち上げたものは

’Mana'olana’ 

というネーミングの屋号で障害者を応援することです。ハワイ好きなのでそこの言葉を取って来たそうです。意味は本人のページを見てください。

コンセプトは
「障害者だって綺麗になる権利はある」

というところから始まっています。
(ちなみにOTの介入中に事業の話を相談しており、私が「美」で攻めるべきだ!っていったらお前の顔で言うな的に言われました 笑)

私も常に思っていたのですが障害者用のファッション系のものはもう、絶句するぐらいのダサさです。そう思いませんか?綺麗に着飾るにもそれを社会が許さないわけです。だってものがないから。

ノーマライゼーションの考え方は健常者と障害者の垣根を取り払うことです。それは言葉の問題とかでなく、実際の生活でです。数年前にH&Mの服を買うと、いつも上肢切断の店員さんが手際よく、レジを打っていて感銘を受けました。いついっても、普通の人より手際がいいわけですよ。店内No1レベルですよ。そもそも、障害者だから◯◯ってなんやねんってことになるわけです。

クライエントと作業療法士は病人とセラピストという見方もあるでしょうが、その前に人と人とのつながりです。まずは人として捉え、病気も一つの歴史として捉えることが作業療法士の心構えとして重要だと私は思っています。

その思いを学生に教えてもらうために、授業に来てもらう予定です。もちろん授業内容の打ち合わせとスライド作成も色々しましたよ。日本一の大学教育をせにゃならんですから(笑)




彼女の挑戦はまずは
「ゲートソリューション装着者でも履けるおしゃれな靴の販売」です。
まだ販売は決まっていませんが、近く決まるようです。彼女の活躍でおしゃれができる人が増えるといいなーって思います。是非セラピストやそのクライエントの方には知っていただきたいです。

Facebookページ こちら
ブログ     こちら

興味のある方は是非見てください。
長文最後まで読んでくださりありがとうございました。



2017年7月7日金曜日

忙しい人に仕事が集まるのではないと思う。

先週、福岡OT実践研究会でお話しさせていただきました。(福岡の皆様は大丈夫でしょうか?)

毎日目が回るほど忙しいのは忙しいのですが、日に日に仕事が増えます(笑)。色々な人に助けられながら生きていますが、今日ふと立ち止まって、福岡での私のことを話された言葉を思い出しました。

「この人こんな風に話していますが、やる仕事の9割やりたくない仕事ですよ」

自分では改めて考えたことなかったですが、その時は「たしかに」と思いました。自分のタスクの優先順位を2軸性のマトリクスで整理すると(作業で結ぶマネジメント 時間を有効利用する p35-36)、左上の事案は1つできているかどうかぐらいです。最終的にはそこを増やす道筋はあるのですが。。。

忙しい人に仕事が集まるという言葉があります。

それは忙しい人は効率的に仕事をこなして、仕事を断らないからとありますが、私はそうばかりではないと思います。


忙しい人は自分で仕事を取ってくるからだと思います。


少なくとも私が尊敬する周りの仕事ができる人たちはそうです。それは、目指すべき成果を得たり、組織を良くするためには指示を待っていては始まらない。問題があれば率先して対策を練り、動くからだと思います。あなたは仕事がたくさんあるから、それは他の人にと言われる前に結果を出します。ゆえに仕事は終えても終えても尽きることはない。そんな人ほど、その中でどうすれば自分好みの仕事になるか思案しているでしょう。そういう人たちは尊敬するトップの前では、さらに仕事を奪おうとするでしょう。そうでなくとも結果は同じで、組織のクライエントのために最良の方法を思案して動くでしょう。それは自分のためではなく人のために動くからかもしれません。

「言われる前にやるということがポイントである。」
(作業で結ぶマネジメントp66)

数年前の私。そうです。おっしゃるとおり(笑)

そんなことを今日の仕事でも感じつつ、本日も仕事を増やして帰ってくるのでした(笑)




2017年5月21日日曜日

Next stage

今日は短いです。

ちょうど1週間前、第4回日本臨床作業療法学会 学術大会が終了致しました。

当会副会長でもある、齋藤大会長のもと、仙台にて行われました。
いつものように盛況です。運営の方々本当にありがとうございました。



本大会では皆様に感化され、何かが降りてきましたw

その1
講演では、佐藤先生と長谷先生に貴重な話とエールをいただいたこと。
その2
シンポジウムや会員の皆様の発表から、みなさんが素晴らしい勢いで成長されているということ。

この2点から、色々考えてきましたが、いまいち学会運営パッとしていないんじゃ?
みなさんが素晴らしい勢いでいるのに僕らも停滞していたらダメやな。


ということで、理事一丸となって新しい取り組みをはじめようと始動しました。

乞うご期待。
Next stageです。

学会に携わった全ての方々に感謝申し上げます。

2017年5月3日水曜日

ACEの初論文が掲載されました

GW真っ只中ですね。9連休といえども前半戦は仕事に精を出しましたが、本日お台場に久しぶりに行き、昼ご飯に辛いニュアンスの掲示がありました。




まさかのかみさんがチャレンジして汗だくだくで完食。私の知らん間に辛口女王になっていましたw。僕も一口食いましたが。その影響で書いてある通りピーですw 翌日じゃなく当日きましたw




まあ余談はさておき、そんな中、嬉しいニュースが舞い込んできました。

とうとうACEの論文が掲載されました!
事例ですが、ケースにACEを利用して気づきが生まれたという報告です。実際、ACEを使うことで本報告のような結果が出ていることはたくさんの人から伺っています。今後量的にも検討して行く予定です。まあその前に信頼性系統の論文ですけどね。

しかし、今回はいくつか嬉しい点があります。筆頭著者はTomoriさんの推しメンで病院に就職し、初めての投稿で掲載だったことと、僕より先にACEの論文を世に出してくれたことです。

Tomoriさんも書いていましたし、手前味噌になりますが日本臨床作業療法研究は初めての方にオススメの投稿先です。僕なりの理由はいくつかあります。

1.査読が建設的。
何回か投稿した人はわかると思いますが、結構きつい、理不尽な査読があったりもします。しかし、日本臨床作業療法研究の査読は、投稿された論文を育てるという建設的な視点からなされる方針ですので、登竜門としてはもってこいです。

2.査読者は論文を書いている人たち
査読されることに慣れていないばあい、ついつい厳しくなることもあります。しかし、この雑誌は、現役で英語や日本語で論文をガンガン書いている人たちが査読者になっています。したがって、本当に査読での様々な経験をしてきた人達が査読をしているので、投稿者に他雑誌でも通用するようなフィードバックを返してくれると思います。

3.専門家が査読する
それぞれの分野にある程度得意な人たちが査読をします。なので、極力明後日の方向の査読されていないと思います。投稿者の方が「そういうことじゃないんだなー。」と思い、げんなりされないような査読が心掛けられていると思います。一方で、誰も査読できないような分野は潔くお断りすることもあると思います。

4.フリー
フリーで誰でも手に入れることができるので、世に広まりやすいです。

実際、現在投稿が増えてきている状況だそうです。ありがとうございます。

そして、今回の論文にご興味のある方はフリーですので是非、ご一読を

ACE(Assessment of Client’s Enablement)を使用したことでクライエントと作業療法士の協働が促進された事例