2015年5月15日金曜日

書籍紹介 (ありがとうございました)

年度が明けました。いろいろみなさん忙しい日々を送られていると思います。自分は自分で言うのもなんですが、人生最大の忙しさです。病院業務がMAXで論文や書籍や研究、そして学会発表の準備がままなりません。さすがに戸惑っています。そんな中、カミさんが体調不良だったもので、家事も同時にやったり、まあ主婦は大変だなあと思いました。

昔、精神科の実習の時のスーパーバイザーに、「40歳になると限界が見えてくる」と言われて、当時はよくわかりませんでしたが、なんとなく今はわかります。明日の夜にちょっと頑張ろうと思います。

今日は懇意にしていただいている、TKBさんとのやりとりの中から、思い出させていただけましたので、ちょっと日記に書きたいと思います。

この3ヶ月ぐらいで実は3冊の本が出版されました。
自分は文才がないので、本を書くのは苦手ですが、このようなお話をいただけたので感謝しております。それなのに、お礼と紹介が遅れておりました。編者や監訳者の先生方に御礼と感謝の気持ちも含めて紹介したいと思います。

その1
高齢者のその人らしさを捉える作業療法



これは臨床OT学会でも一緒に理事をさせていただいている、やぶさんと愚痴さんプレゼンツです。実践メインで書かせていただいていますが、思い入れのある自分のケースとスタッフのケースを紹介しています。僕のケースは執筆が決まってから決めたので、いい感じの背水の陣です。著者は素晴らしい方ばかりですので、お手にとってみてください。

その2
終末期理学療法の実践


これは兵庫の日高先生と桑山先生からお話をいただき、作業療法士として書かせていただきました。依頼に「これだけは理学療法士にやめてほしい」なんてセンセーショナルな項目があり、戸惑いましたが、おふたりの他職種への理解と懐の深さを感じました。私はこのような理学療法の方々と働かれるOTは幸せだろうなあと思い、私とターミナルのクライエントとの物語を書かせていただきました。クライエントも喜んでくれていると思います。


その3
脳卒中のリハビリテーション 生活機能に基づくアプローチ



これは名著、stroke rehabilitationの訳本です。この本のフレーズを読んでいて、何度も震える体験をしました。機能と生活が結びつくことが書かれています。
依頼は、懇意にしている、監訳者の松原さんからでした。私は英語が得意ではないのですが、まさかのボリューム約100ページという。。。
かなりのキラーパスでこの本の訳は、高齢者の執筆の締め切りと重なっていましたから、この時期は地獄のように毎週末徹夜していたのを覚えています。間に合わん〜〜〜と思った時に、ちょうど良いこと?に体をダニに侵された病にかかったので、その出勤停止中に仕上げたという思い入れの深い本です。終わった時には英語が嫌になりましたw。
原著に書かれているグレンさんの素晴らしいセリフがうまく伝わるかどうかが心配ですが、非常に名著だと思います。


こんなに色々な機会をいただけているのは本当にありがたく、出版に関連して私に関係した全ての方々に感謝しております。皆様も機会があったら、お手にとっていただけましたら幸いです。

そして、そんな文才のない私も、現在事例本Ⅱこと、マネジメント本の執筆にかかりました。
事例あっての事例本、現場あってのマネジメント本

とでもいうべき、OBPの環境を作るための本です。
OTさん、Tomoriさん、琉球OTさんと企画を修正しつつ、本格的に動きましたが、皆様にお届けできるのはもう少し先ですので、また出版の際には冷やかし程度に見ていただけましたら幸いです。


2015年3月24日火曜日

たまには仕事から離れてみるのもいいもんだ

僕はあまりお金持ちではない。しかし、お金をあまり使わない。服は大して買わないし、車は中古でいつも10年落ち(前は初めから凹んでいる車を買ったw)。10年以上吸ったタバコは8年前に風邪をひいてアホらしくてやめたし、酒好きと思われるが、家で晩酌はしない。昼飯はいつも金額100円ぐらいを30秒で食べるし、携帯はガラケーなので夫婦で1万以下(携帯を解約してもいいと思っている)、固定電話も持っていない。ルーティンで使うのは仕事で使うポケットwi-fiと習い事でせいぜい月1万弱くらい。おそらく新入職員より個人的支出は少ない。

そして、長期休みもあまりとらない。実家は遠方だが、ここ10年ぐらい2泊以上泊まったことがない。今の職場で初めて5日以上休んだのは第2回COTだった。

いつも、休みの日はあまりいない夫であり、父親なので、家族のいろいろな記念が重なったので、奮発して国外に飛び出てみた。



小さい頃から夕陽で感じる侘び寂びが好きだった。水平線に沈む夕陽が見たいというのが夢だったが、それを自分の子供と共有して眺めるのは思ってもいなかった。



素泊まり状態だったので現地の様々な店でプラプラして、簡単なコミュニケーションして、食事したのも楽しい。また、海ではしゃいで、疲れて寝て、お土産をねだっている子供、そしてかみさんへプレゼントを購入して、結局自分には何も買わなかったw。ってか、何もいらないの方が正しい。




時差は1時間だったので、時差ボケもなく、時計いらずの自分はいつもの時間に勝手に目が覚め、一人で起きてLobbyに向かったが、wi-fiがなかなかつながらず、最低限のメールの返信のみ行い、論文書きは断念し、MBAは閉じた。





振り返ってみたら、ここ数年間リハやOTのことを365日考え続けてきたけど、何も考えないこともいいものだなっと。僕の作業療法の意味は生産活動が80%、趣味が20%だ。自分の中でリセットして、義務的作業も願望的作業もバランス良く配置する。仕事で潰れる人がいるが、そんなことで人生を無駄にするのはもったいない。仕事のために人生はない。

リセットした後明日からまた多忙な日常が始まる。長期の休みをくれた職場に感謝。

2015年3月13日金曜日

未来予想図2

本日は板橋区のPTOTSTに、区からの依頼で生活行為向上マネジメントの実践について少しだけお話しさせていただきました。話の大部分は、いつも懇意にさせていただいている大先生がされ、私はほんの一部です。私は区や都でお話しすることには些か気が引けます。それは、近くであるからゆえに連携が頭に浮かぶからです。私は他と連携できるほど等職場が洗練できていないと感じています。中途半端は嫌いなので、ちゃんと胸を張って仕上がってから協力してきたいと感じている次第です。

さて、tomoriさんが生活行為向上の行く末について書かれていました。
こういう話題は私も好きなので、少々整理してみたいと思います。

1.これからの病院事業の在り方


ついこの間、私が出た勉強会でも出たんですが、厚労省が出しているこの図をご存知でしょうか?まあ有名な図です。簡単に言えば、現在病院のバランスが悪すぎる(ワイングラス型)、急性期の病院が多すぎるので在宅系(砲弾型)を増やしていくぞ。今の急性期病院など多いものは削減していくぞ。極論を言うと、他の機能に迫ったり潰していくぞ。ということになります。生き残りをかけた争いになりますね。皆さんの施設はどうでしょうか?
 高齢者は続々と増えていくので、限られた国の財源では少しでも医療費、介護保険費を削減する必要性があります。したがって、これはB3シナリオにもつながります。急性期・回復期の入院期間はどんどん短くなり在宅へシフトしていきます。超急性期は7日間で退院です。

2.これまでの政策誘導と生活行為向上
昔、回復期でADL加算という制度が始まりました。あまりにも機能訓練をやっているので、ADLやるとお金儲けできますよ。としたんです。それでみんなお金儲けのために渋々やるようになった。みんなやるようになったら、ハシゴを外します。つまり、それをやって当然の要件にして、診療報酬をまるめ(包括)にします。実質的な減算ですね。休日リハも充実加算もそうなっていきつつあります。段階的にやるところが、国の手法です。また、ある意味地域包括ケア病棟はもう既にそうなりつつあります。

 では、生活行為向上リハビリテーション加算についてです。加算がつくことにより、これまでクライエントの大切な作業の支援を内発的動機付けにより行っていた人が、加算がつくことによって点数に追われるか?というとそうではない可能性もあるかなぁ。お金も大事(笑)
まあ半分冗談、半分本気ですが、結局今までと変わらないことをやり、報酬がつくのでまんざらでもないとは思います。基本通所は費用対効果が悪いので。逆に通所でいっぱい筋トレしたら加算がついて、生活行為の支援に何もつかないほうがやる気は下がると思います。
 一方、生臭い話をすれば、報酬を取るためにいろんな手を使い、実質生活行為を真剣に支援していないのに加算を取ろうとする事業所が増えることは、残念ながら間違いないでしょう。毎回いたちごっこは生じます。こういうものを見聞きすることは、モチベーションを下げるかもしれませんね。そして、それが当たり前として加算の梯子が下される。本質が何処かに行ってしまう。なんのために加算がついたのか?を明確にする必要があるでしょう。


 なお、今回は通所リハだけですが、私は是非今後訪問にも導入していただきたいと思っております。今の状況は介護保険の無駄使いになっている状況が少なからずあります。それに一石を投じるためにはまあ、ある意味カンフル剤も必要かな。と。不十分でもこの加算はある意味があるのでは?結局ベストの方法とはなかなか見出せないものですから。

余談
この前、地方のPTの先生がご挨拶にいらっしゃり、地方での求人の枯渇対策として既に中央へ対策を練りにいらっしゃいました。これが国公立大学だから驚きです。求人における回復期フィーバーも終息傾向になり、確実にPTの門は狭くなってきています。
これからが私の予想です。
今後はPTの急性期フィーバが起きるはずです。上記のシナリオからすれば、急性期の365リハは当然の事、充実加算も検討されることは容易にわかります。ともすると、そこはPTに非常な有利な展開となるでしょう。一方、現在OTは在宅へと向かっていますが、本当にそれでいいのかという疑問も持たれます。
しかし、それも長くは続かず、今後人口が低下します。これが意味することは顧客が減るということです。その際に現状の医療のビジネスモデルでは確実に人材過多になることは間違いないでしょうが、その時は私はもう隠居していたいですね。
 


2015年2月21日土曜日

そうだ京都へ行こう

今年に入って早々論文がrejectされ(同一論文3回目)打ちひしがれ、そして、minor reviewで返ってくるとタカをくくっていた別論文がまさかのmajor review。人生謙虚にならなあかんと思いつつ、やる気にもならないので二つとも放置していたところ、昨日、また他論文のacceptが来て、正直喜んで飲みすぎて腹を壊しました。
職場では病院機能評価のために業務倍増、それに加え、生活機能再建型短期集中外来、院内の運転システムの大々的テコ入れをしていますので、毎日が火の車です。しかし、臨床ができるので、嬉しい限りです。

私が嬉しいのは
1番は臨床ができること(当たり前かもしれませんが、作業療法士を実感できます)
2番が論文が掲載されることですね。

本を書いたり、依頼原稿を書いたり、講演したりするのはほとんど依頼によってやるので、どちらかというととっかかりはPassiveです。前者はActiveで、好きな活動です。得意不得意の問題ではないので、優れた臨床や研究者ではないですが。世の中には優れた人はたくさんいる。今年は講演を控えめにして、論文執筆とマネジメント本の執筆にエフォートを注ごうと思っていましたが、なんだかんだで明日も講演、そして、再来週も講演の紹介です。

ということで、京都の講演の御紹介です(前振りがおかしいですが。。)

来月早々、京都でお話しさせていただきます。
またこれが、友人の皆さんが企画、出演されるOTMAGとかぶっています(苦笑)
しかし、参加者がまだまだ募集中らしいので、宣伝しないと申し訳ないなと思いました。

京都では作業についての話もしますが、新しい評価表の話を少ししたいと思っています。

みなさんは知らず知らずのうちにクライエントとの作業遂行の認識の共通理解が得られていないのでは?と感じるときはないでしょうか?代表的にはできるADLとしているADLの差など。作業遂行に関してではないですが、Clarkはクライエントと共通の理解を得ることの重要性を訴えています(共通の理解地平の地 samuraiさんが好きなフレーズ)が、それが知らないうちにズレることです。クライエントとの認識のズレはMaitraさんのインフォームドコンセントの論文にも出ています。

作業遂行に関する認識の差を解消するために私たちは評価を作成しました。

名前をACEと言います。


まだ論文化も発表もしていないので、詳しくは説明できないのですが、京都では少しお披露目したいと思います。厳選してプレモニター募集も考え中です。



京都臨床作業療法研究会、案内では締め切り過ぎていますがまだ募集中のようです。ご予定が開いていらっしゃる方は是非ご参加下さい。ご案内はこちら



2015年2月14日土曜日

第2回日本臨床作業療法学会終了


第2回日本臨床作業療法学会が終了して1週間経ちました。
すでに1ヶ月ぐらい前に感じています。


私は上江洲大会長にずーっとお世話になり、沖縄の歴史や文化に触れることができました。それにしても、沖縄そばはうまい!酒を飲み過ぎても次の日あれでリセットできるわ。大会長がよく飲むのもよくわかる。



私は、数ヶ月前からメーリングリストで見守っていましたが、実行委員の方々は本当に毎日綿密な打ち合わせをされていました。予算の関係もあり、機材などはボランティアで持ち寄りしていただき、本当に裏で大変な思いをして開催していただけました。心から感謝いたします。

ところで、私たち適当理事軍団(俺だけかw)にはちょっとしたトラブルもありましたが、仲の良さだけは右に並ぶものはいないので、問題なく解決できました。

そして、大会は参加型で、皆さんよい臨床をされていると感心しました。ファシリテーターの先生方も本当にチームをまとめて、素晴らしいファシリテートをしていただけたと思います。ありがとうございます。そして、学会で発表なんて全く考えていなかった方々が、発表しようと思っていただけただけでも本学会の意義はあるなと考えています。


大会長亭からの夕陽


大会長、特別講演で友利理事が話されたように、次はもうスタートしています。私も、皆さんも。そして、私たちの学会もNext stage。

ご参加ありがとうございました、そして、次は東京でお会いしましょう。


2015年1月5日月曜日

SNSは私の生活に悪影響を及ぼすか?

【はじめに】
 TwitterやFacebookなどのSocial Net Service(SNS)は世界で多くのユーザーを抱えている.これらを利用する大きな目的は,Net上で他者と交流すると共に多くの情報を共有することでユーザー自身に大きな利益をもたらすことにある.一方で,SNSには短所も多くあると言われている.SNSを気にするがあまり,家族や友人との大切な時間中にも,頻繁にスマートフォンでSNSをチェックしてしまうことが問題にあげられている1,2).Tomori 3)は数年前よりSNSを利用する媒体iPhoneに依存する自身を振り返り,「俺もガラケーに戻そうかな」と発言しているが,いまだ実現には至っていない.これらSNS中毒ともいえる症状について,多くのユーザーが危惧することがあり,この症状はネット業界のみならず,多くのメディアで取り上げられている.しかし,SNSは簡便かつ有用なツールであり,なかなか断つことができない実状がある.その上,本当にSNSが生活に悪影響を及ぼすかどうかの明らかな根拠は不明のままであり,そもそもSNSを辞める必要があるかについても疑問視される.
 筆者はガラケー(ガラパゴス携帯)であるが,SNSを毎日数回チェックしている.また,Facebookに掲載するために家族の団欒中に食事の写真を撮影するなどの行為を経験している.さらに,掲載の文面やコメントの掲載などに時間を割いている.これらの経験から,SNSが少なからず自身や家族の生活に悪影響を及ぼしている可能性があるのでは?と仮説を立てた.したがって,本研究ではSNSの無い生活が自身の生活に良い影響を与えるか否かについて主観的に検証することを目的とした.

【方法】
 筆者は2014年12月29日~2015年1月6日まで,SNS(Twitter,Facebook)へのアクセスを一切無くした.介入中はインターネットへのアクセスおよびメールのチェックは可とした.介入前後で家族(妻,娘)より家族サービスの質が変わったかどうか5段階で聞き取り評価をした.息子に関してはMini Mental State Examination が5点未満のため,評価者から除外した.また,介入中の自身の変化や気づきについても記録した.

【結果】
 筆者の評価では介入前の家族サービスの質は3であり,介入中のサービスの質は4であった.妻の評価では介入前のサービスの質は2(平日)であり,介入後(休日)の質は5であったが,休日による変化であり,SNSアクセスの有無で特に変わったことはないとのことであった.娘の評価では介入前のサービスの質は1(平日)であり,介入後(休日)の質は5であった.介入中の自覚症状としては,はじめの数日はSNSの動向が気になったが,数日後からは全く気にならなくなり,一種の義務的なものからの開放感が若干芽生えた.SNSにアクセスしないことで明らかに時間が増えたという感覚はあまりなかった.一方で,4日後ほど経過してから,Facebookから未読に関する催促のメールが数件入るようになった.介入中の家族サービスは筆者が大晦日より軽度の腰椎ヘルニアに罹患したことからActiveな遊びは困難であったが,Staticな遊びにより娘や息子の要求に応えることが可能となった(写真1).

写真1

【考察】
 本結果から,SNSへのアクセスを断つことは筆者にとって家族サービスの質を主観的にあげることがわかった.しかし,家族の評価において,筆者からの家族サービスの質の向上の要因は,SNSへのアクセスの有無によりも,休日時に共に時を過ごすことであった.確かに,筆者は頻繁にSNSをチェックしているわけではなく,投稿も1日に1〜3件ほどである.ゆえに,筆者が感じた家族サービスの質の向上は自己愛的性質を帯びていることが明らかになった.
 別の観点から考えると,SNSの時間を他の時間に利用できるという感覚は薄かった.これはそもそもSNSにアクセスする時間がさほど多くはなかったということの表れでもあると考える.また,SNSは気軽に情報収集を可能にする.したがって,適度に他者と交流し,情報収集する手段としてSNSは有益であるといえる.
 一方で,SNSの義務的な要素からの解放に関しては若干の有用性がみられた.SNSは社会の縮図も示しており,交流相手を不快にしないように留意する必要がある.ゆえに,返信に関する義務感が生じる4).しかし,筆者はこの義務感に強く悩まされていたわけではなく,介入後に筆者が年末からのSNSをチェックする手間を考えると,適度にSNSにアクセスする方が効果的であると考える.
 これらのことから,SNSにアクセスしないことは筆者の生活にとって有益ではないことが明らかになった.本質である家族サービスの質を上げるためには休日の回数を多くし,家族との交流時間を多く持つ必要性が示唆された.

【本研究の限界】
 本研究では年末年始に行われた.したがって,平日と休日の要素が混同されており,かなりのバイアスが混入している可能性が高い.今後再実験を行う機会があれば(まずないが),条件を同じにして検討する必要があると考える.

【謝辞】
本年も宜しくお願い致します.

【引用】
1)Ranking Share:ツイ廃やfacebook中毒な方必見!SNSを辞めることで得られるメリットランキング.オンライン,入手先<http://www.rankingshare.jp/rank/njpovqzaqt>,(参照日2015-01-06)
2)App Woman:恋人や家族よりも大切!? 4割以上が「SNSなしの生活は1日も耐えられない」!.オンライン,入手先<http://appwoman.jp/archives/77942>,(参照日2015-01-06)
3)Kounosuke Tomori, Tatsunori Sawada: ある飲み会での会話.品川,2014.
4)誠 Biz.ID:もしも「ソーシャル疲れ」を抱いたら? 今すぐできること.オンライン,入手先<http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1309/05/news006.html>,(参照日2015-01-06)

2014年12月28日日曜日

今年1年振り返り

今年も終わりです。昨日、今年最後の講演(臨床実習指導)が終わりました。宮古に帰る前の友利さんのストッパーが外れていておもしろかったです(笑)。ちなみに昨日の講習会の内容をちらっと。
完全私見ですが、私は実習指導者としてこんな気持ちでやっています。




さて、30代最後の年は色々頑張れたかな。と思う年でもありました。学会立ち上げあり、臨床OTの理事と結束を深め、仲間との出会いあり、様々なことがありましたが、人生の中で記憶に残る1年です。皆様に感謝です。
初めてですが、1年の振り返りをしてみます。

1.講演

全国津々浦々、様々なところで、様々な講演や学校で授業をさせていただきました。振り返ると、15の講演、公式、非公式合わせて(笑)4大学8コマ(OSCE除く)の授業をさせて頂きました。
これまでは作業療法の実践の話でしたが、今年は管理運営、OT業界の行く末、研究、自動車運転、実習指導とかなり範囲が増えてきており、私自身も勉強になりました。たくさんのOTと出会え、素晴らしい時間を過ごすことができました。
お世話になりました皆様ありがとうございました。

                                                            撮影TKB

来年は、新しい重要なタスクがありますので、講演や学会のペースを抑え、多くとも1月に2回までとしようと考えています。ありがたいことに、1月は関東の病院で2回、2月は沖縄学会と車の運転について多摩で話をすることになっています。3月は京都の研究会の立ち上げに呼ばれています。新しくお話をいただいたら4月以降にお願いしようかなあと勝手に考えています。

2.学会

 まずは、第1回日本臨床作業療法学会が開催されました。皆様のおかげで、大盛況の船出を迎えることができました!2月には上江洲大会長の元に第2回が開催されます!楽しみにしてください。

                                               撮影 ryukyuOT

 個人的には3つの学会発表をさせていただきましたが、全て6月でした(笑)
 そして、英語の発表を2つさせていただきました。思い出深いWFOTを含め、非常に楽しい経験でした。常に発信する力を大事にしていきたいとともに、今後はどんどん海外で発信していきたいと思います。来年はとりあえず、NZを目指します!
 
 共同演者としては32演題でした。これは少々キャパ的に大変だったので、早急にスタッフの育成をしなければと思いました。

3.書籍

 その1
 OTIPMの訳に携わらせていただきました。OTIPMを理解するには最良だと思います。ご興味のある方はOTsolution?日本語のサイトで購入できるんじゃないかな?ちなみに元の英文も読まれることをお勧めします。

A.G FisherOccupational Therapy Intervention Process Model. Three Star Press. 齋藤さわ子,吉川ひろみ 監訳:作業療法介入プロセスモデル.2014


その2

Pedrettiの訳に携わらせていただきました。正直5年以上前に訳したのであまり覚えていませんが、光栄です。記録の書き方のところを訳していると思います。
 L.W PedrettiOccupational Therapy practice skill for physical dysfunction.宮前珠子,清水一,山口昇 監訳:身体障害の作業療法第6版.2014.協同医書

その3
上二つは、訳ですので、訳すだけです。大変ですけど(笑)
真打ちは、やはり事例本です。
この本を世に出すことに関われたことは、私自身もとても嬉しく思っております。常識破りの表紙などは、僕らの思いと会社側との折り合いについて、担当の方にかなり交渉していただきました。内容はひとえに、少しでも世のOTの一助となればと思い、書き上げた本です。学生指導に関しても、私はこの本のように書けば良い、と伝えます。もし、お持ちでない方は是非手に取ってみてください。



齋藤佑樹 編:上江洲聖,友利幸之介,澤田辰徳 編集協力:作業で語る事例報告.2014.医学書院 



4.研究論文


様々な論文を発表できました。僕は研究者には向いていませんが、趣味的に研究をやることと普通の研究者とは違ったモチベーションがあります。今年は過去最高に発表できた年でもあります。そういう意味では頑張れました。ちょっと振り返り、紹介したいと思います。


その1

365日リハについて書かせていただきました。研究ではなく総説的ですが、まあ研究ということになっています。休日リハにはエビデンスがまだまだ不足している状況です。興味のある方はご一読ください。

澤田辰徳,小川真寛:休日リハビリテーションの有効性に関する研究の分析.作業療法3311-232014


その2

依頼原稿という形で、作業行動学会での講演内容を書かせていただきました。これに関しては、米子の皆さん、沖縄の皆さんにはもう少し踏み込んだ話もさせていただきました。組織づくりのお話ですので、管理的に興味がありましたらご一読ください。僕の唯一の単著です(笑)。

澤田辰徳:Occupation Based Practiceが可能な組織作りのために.作業行動研究17(4)199-2012014



その3

作業療法の研究の興味の推移について書かせていただきました。テキストマイニングという手法について尋ねられる機会も増えました。この臨床OT学会はオープンジャーナルですので、誰でも手に入れることができます。興味のある方はちらっと覗いてみてください。

澤田辰徳,小川真寛,友利幸之介,齋藤佑樹,石橋裕:20世紀から21世紀にわたる日本の作業療法研究の推移-学術誌「作業療法」の論文タイトルにおけるテキストマイニング分析-日本臨床作業療法研究1(1)14-202014



その4

この前の作業療法に載せていただきました研究です。作業療法士が公共交通手段の評価や練習のどのような点に成果があるかなどについて書かれています。これについてもマイニングを利用しています。興味のある方はご一読を。

澤田辰徳,小川真寛,三木有香里,渡邉祥平,石橋裕:公共交通機関の利用練習の効果とその判定方法に関する作業療法士の認識‐自由記載式アンケートの分析‐.作業療法33(6)508-5162014






仲間と一緒に取り組んだ研究もあります

その1
筆者は今、子育てに勤しんでいますが、元教え子、今部下のできるOTです。協働できた事例について初めの説明が如何に肝心か?を詳しく述べてある論文です。作業療法の導入部分について詳しく書いてある研究はあまりありません。これもオープンジャーナルですので気軽に手に入ります。

江本知子,澤田辰徳:作業療法の説明と面接,作業療法士の姿勢に留意し,主体性と協働が促進された事例.日本臨床作業療法研究1(1)1-52014



その2

協会の研究助成をいただいて行った当院の元係長の研究です。クライエントからのニーズがあるのに練習や評価ができていない施設が3割程度あったことを示しています。業界として非常に切実な問題を提起した研究だと思います。

小川真寛,澤田辰徳,三木有香里,林依子,豊冨静香:公共交通手段利用に関するアンケート調査.作業療法33(3)292-3032014



その3

我らが友利さんの研究です。そして、僕とADOCprojectをつなげた研究です。これに携わるまで斎藤さんや上江洲さんと話をしたこともなかったですw。彼らと出会えたことは、人生を豊かにしてくれました。Top-downとBottom upを比較した回復期OBPのRCTです!思い入れの深い研究です。

Kounosuke Tomori, Hirofumi Nagayama, Kanta Ohno, Ryutaro Nagatani, Yuki Saito, Kayoko, Takahashi-Narita, Tatsunori Sawada, Toshio HigashiComparison of occupation-based and impairment-based occupational therapy for subacute stroke: a randomized controlled feasibility studyClinical Rehabilitation.



                                                                                              撮影 ryukyuOT

その4
彗星の如く現れた、当院の肉食系女子(笑)の論文です。COPMやAMPS評価のうえに、CIMTで使われる評価をcombineさせ、作業につながる機能回復練習を行った成果や課題について書かれています。共著の名前が豪華です。


唐松友,澤田辰徳,竹林崇,友利幸之介:課題志向型訓練とTransfer packageにおける上肢機能評価と作業遂行評価の特徴.日本臨床作業療法研究1(1):21-252014


その5
当院のロボティクス研究です。失調の定量的評価としてロボットの座標を参考に軌跡の変化を調べました。本症例研究では過去のstroke研究でも示されているような軌跡のばらつきの収束がみられました。複数症例でも今後様々な形での検討を目指したいと思っています。

青山敏之,金子文成,澤田辰徳,速水達也,青木信裕:ロボティックデバイスによる脳梗塞症例の上肢運動失調評価とその回復過程.理学療法学41(7):447-454,2014.




たくさんの研究発表を世の中に出せて、非常に有意義な一年でした。今まだ3本が査読中なので早く帰ってきてほしいなあと思います。来年も頑張りたいと思います。

5.さいごに

今年一年ありがとうございました。
皆様にとって来年が素晴らしい年になるよう祈念いたします!
そして来年もよろしくお願い致します。
来年も面白い出来事が起こる事(すでにいくつか予定がw。。。)になるはずです。

ちなみに私は31日までずっと仕事ですw。